都留アルプス春ハイキング|富士山展望とミツマタの絶景を楽しむ山梨の低山

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都留アルプスは、山梨県都留市にある全長約8キロメートルの低山縦走路で、春のハイキングでは富士山の絶景とミツマタの黄金色の花を同時に楽しめる人気コースです。標高500メートルから650メートルの山々が連なるこのコースは、初心者から経験者まで幅広い層が歩ける整備の行き届いた登山道として、近年ますます注目を集めています。

都留アルプスの魅力は、富士山展望、戦国時代の烽火台跡、大正時代の水道橋、春のミツマタ群生地といった多彩な見どころが、わずか8キロメートルの中に凝縮されている点にあります。さらに富士急行線の駅から駅へと縦走できるため、車がなくても気軽にアクセスできるのも大きな利点です。この記事では、春の都留アルプスハイキングに必要な情報を、コース選び、富士山展望スポット、ミツマタの見頃、アクセス方法、服装・持ち物、周辺グルメまで、余すところなくお伝えします。

目次

都留アルプスとは?山梨県都留市の低山縦走路の魅力

都留アルプスとは、山梨県都留市のほぼ中央に位置する標高500メートルから650メートルの山々を結ぶ低山縦走路のことです。谷村の深田発電所付近から東桂の住吉神社まで、全長約8キロメートルにわたって続くトレイルコースとして、2017年に地元の登山愛好家団体「都留アルプス会」が都留市と協力し、3年の歳月をかけて整備を完了しました。倒木の除去や階段の設置が行われた結果、非常に歩きやすい登山道が実現しています。

名前に「アルプス」と付いていますが、標高は600メートル前後の低山であるため、初心者や家族連れでも気軽に楽しめるのが大きな魅力です。令和2年(2020年)には日本トレッキング協会の「おすすめトレイル」に認定され、山梨県が選定する「やまなしハイキングコース100選」にも選ばれました。電車の駅からアクセスできる手軽さと、富士山の展望、歴史的な遺構、季節の花々、湧水の名所といった多彩な見どころが凝縮されている点が、多くのハイカーを惹きつけています。

都留アルプスのコース概要と3つのコースの選び方

都留アルプスには体力や経験に応じて選べる3つのコースが設定されており、自分に合った楽しみ方ができます。コース上には蟻山(標高658メートル)、白木山(標高625メートル)、長安寺山(標高654メートル)、都留アルプス山(標高713メートル)、天神山(標高580メートル)、古城山(標高583メートル)といった山々が連なっています。

コース名区間所要時間対象
ファミリーコース谷村発電所~都留文科大学周辺約1時間30分~2時間家族連れ・初心者
一般コース蟻山~天神山付近約3時間~3時間30分一般ハイカー
がっつりコース都留市駅~東桂駅(全長踏破)約4時間~5時間30分経験者向け

ファミリーコースは谷村発電所を出発地点として都留文科大学周辺をゴールとする、最も手軽なコースです。途中で下山できる道もあるため、お子さんの体力に合わせて距離を調整できるのが特徴です。

一般コースはファミリーコースよりもやや距離を伸ばし、蟻山から天神山あたりまでを歩くコースで、途中の展望スポットや歴史的遺構を巡ることができます。春のミツマタ群生地や富士山展望台を楽しみたい方にはこちらがおすすめです。

がっつりコースは都留市駅から東桂駅まで都留アルプスの全長を踏破する縦走コースで、すべての山を経由し、見どころを余すところなく楽しめます。道は整備されているため体力さえあれば特別な技術は必要ありませんが、登山経験がある方向けのコースです。なお、全コースを通じて8か所ほどの下山道が設けられているため、途中で体力や時間に余裕がなくなった場合でも安全に下山することが可能です。

都留アルプスの富士山展望スポットで楽しむ山梨の絶景

都留アルプスの最大の魅力のひとつが、コース上に点在する富士山の展望スポットです。それぞれ異なる角度から富士山を眺めることができ、春のハイキングでは空気が澄んだ朝の時間帯に特に美しい富士山を望むことができます。

富士山展望台は、都留市街と富士山を一望できる絶景スポットです。都留市内でも随一の富士山を望める穴場的な存在で、谷村城下町越しに望む富士山はここでしか見られない景色となっています。かつて富士講の人々や馬が谷村路を往来していた時代に思いを馳せながら、雄大な富士山を眺められる趣のある場所です。

パノラマ展望台は、山々に囲まれた都留市街を見下ろすことができる展望ポイントです。のどかなまち並みを一望でき、目を凝らすと都留市の名勝「田原の滝」が見えることもあります。三つ峠方面の眺望にも優れており、開放的な景色を楽しめます。

蟻山の山頂は四方を遮るものがなく、360度の眺望が広がります。富士山はもちろん、杓子山、御正体山、倉見山などの周囲の山々も見渡すことができます。戦国時代には敵襲を知らせる烽火台として使われていた場所であり、見晴らしの良さは当時から認められていました。

春は霞がかかりやすい季節でもあるため、富士山を確実に見たい方は早朝のスタートがおすすめです。冬から早春にかけては、雪をかぶった富士山と春の花のコントラストを楽しめる可能性があり、この時期ならではの贅沢な景色が待っています。

春の都留アルプスで見るミツマタ群生地の黄金の絶景

都留アルプスの春のハイキングで最も注目されるのが、ミツマタ(三椏)の群生地です。ミツマタはジンチョウゲ科の落葉低木で、枝が必ず三つに分かれることからその名がつきました。春に黄色い丸い花をたくさん咲かせ、群生地では山の斜面一面が金色に染まる圧巻の光景を見ることができます。

都留アルプス山の西側にあるミツマタの群生地は、年々その規模が拡大しており、関東地方でも有数のミツマタの名所として知られるようになりました。都留市総合運動公園(楽山球場)から歩いて約10分ほどの場所に位置しているため、アクセスも容易です。

ミツマタの例年の見頃は3月下旬から4月中旬にかけてで、おおむね春分の日前後から楽しめることが多い傾向にあります。開花時期は年によって多少前後しますが、見頃の時期にはハイカーで賑わうため、早めの時間帯に訪れることをおすすめします。

ミツマタは和紙の原料としても知られる植物で、かつては製紙業が盛んだった地域でよく栽培されていました。都留市でも歴史的に和紙の製造が行われていた時期があり、そうした歴史的背景とも結びつく花です。写真撮影では、黄金色に輝くミツマタの花を逆光で撮影すると花びらが透き通って幻想的な写真が撮れます。朝の柔らかい光の時間帯が特に美しく、さまざまなアングルで撮影を楽しむことができます。

また、春にはミツマタ以外にも桜のトンネルがコース上にあり、やまびこ競技場付近では桜の花見も楽しめます。新緑の芽吹きが始まる時期でもあり、冬枯れの山から徐々に緑が広がっていく様子は歩いていて清々しい気持ちにさせてくれます。

都留アルプスの歴史的な見どころを歩く

都留アルプスには自然だけでなく歴史的な遺構も点在しており、「歴史ロマンに思いを馳せながらのハイキング」を楽しむことができます。

蟻山山頂の烽火台跡は、戦国時代に築かれた歴史的な遺構です。戦国期の小山田氏の時代に、敵襲などの情報を周辺に伝達するための重要な施設として使われていました。小山田氏は甲斐国(現在の山梨県)の有力な武将で、武田氏の家臣として活躍した一族です。山頂からの見晴らしの良さを活かして狼煙を上げて情報を伝えていたとされており、現在でもその眺望の素晴らしさを体感することができます。

鍛冶屋坂水道橋(通称ピーヤ)は、大正9年(1920年)に建造されたアーチ形の水道橋で、都留アルプスのシンボル的な存在です。「ピーヤ」とは橋脚を意味する言葉に由来する愛称で、地元の人々に長く親しまれてきました。この橋は山中湖を源流として上野原の「松留発電所」まで水を運ぶための水路橋で、コンクリート製のアーチ橋は100年以上の歴史を持ちながらも現在もしっかりと残っています。

この水道橋には面白い仕掛けがあります。橋の下の中央部分で手をたたくと、特有の反響音が返ってくる「鳴き龍」を体験できるのです。日光東照宮の鳴き龍のように、アーチ形の天井が音を反響させる仕組みで、訪れた際にはぜひ試してみてください。

都留市はかつて「谷村」と呼ばれ、甲斐国郡内地方の中心地として栄えた城下町でした。谷村城は小山田氏の居城として築かれ、戦国時代から江戸時代にかけて地域の政治的中心だった場所です。都留アルプスのハイキングと合わせて城下町の歴史散策を楽しむのもおすすめです。

都留アルプスへのアクセス方法と駐車場情報

都留アルプスは電車でのアクセスに優れたハイキングコースで、車がなくても気軽に訪れることができます。

電車でのアクセスは、富士急行線の「都留市駅」が最寄り駅で、駅から登山口まで徒歩約10分です。JR中央線の大月駅で富士急行線に乗り換えて利用します。新宿駅からは特急を利用して大月駅まで約1時間、大月駅から都留市駅までは約15分で、合計約1時間30分ほどでアクセスできます。縦走コースの場合は都留市駅からスタートして東桂駅にゴールするルートが一般的で、ゴール地点の東桂駅からそのまま帰路につけるのは大きな利点です。

車でのアクセスは、中央自動車道の都留インターチェンジから約5分で周辺に到着できます。ただし、都留アルプス周辺の駐車場は限られている点に注意が必要です。

駐車場料金備考
田原の滝駐車場無料滝の見学にも便利
都留市駅隣の駐車場1日320円駅からすぐ
事前予約制有料駐車場500円程度要事前予約

縦走コースの場合はゴール地点からスタート地点に戻る必要があるため、電車の利用がおすすめです。

春の都留アルプスハイキングに適した服装と持ち物

都留アルプスは低山とはいえ登山であることに変わりはなく、特に春は朝晩の気温差が大きいため適切な準備が必要です。

春の都留アルプスではレイヤリング(重ね着)を基本とした服装が推奨されます。朝晩は冷え込みますが歩いている最中は汗をかくため、脱ぎ着しやすい服装を心がけてください。ベースレイヤーには吸湿速乾性のあるインナーシャツを着用し、ミドルレイヤーにはフリースや薄手のダウンジャケットを用意します。天気が変わりやすい山では、アウターシェル(防風・防水ジャケット)があると安心です。

綿のシャツやデニムパンツは避けるべきです。綿素材は汗を吸った後に乾きにくく、休憩中に汗冷えして体力を奪う原因となります。化学繊維やウールなどの速乾性の素材を選ぶことが大切です。靴は登山靴やトレッキングシューズが望ましく、コースは整備されていますが一部に岩場や急な坂があるため足首をしっかりサポートしてくれる靴が安全です。

持ち物としては、雨具(レインウェア)を必ず持参してください。山の天気は変わりやすく、特に春は急な雨や霧が発生することがあります。飲料水は500ミリリットルから1リットル程度を目安に持参し、行動食(おにぎり、パン、チョコレート、ナッツなど)でエネルギー補給に備えます。地図やスマートフォンにYAMAPなどの登山アプリを入れておくと現在地の確認に便利です。春先は木々の葉が茂る前で意外と日差しが強いため、日焼け止めと帽子も忘れずに携帯してください。

春の都留アルプスおすすめモデルコースと楽しみ方

春の日帰りプランとして、朝8時ごろに都留市駅を出発し、谷村発電所付近の登山口からハイキングを開始するのがおすすめです。まず蟻山に登り、烽火台跡からの360度の展望を楽しみましょう。天気が良ければ、雪をかぶった富士山が朝日に照らされて美しく輝いている景色に出会えます。

蟻山から白木山、長安寺山へと稜線を歩き、途中の鍛冶屋坂水道橋(ピーヤ)では100年以上の歴史を持つアーチ橋を見学します。橋の下で手をたたいて「鳴き龍」を体験するのも忘れずに楽しんでください。パノラマ展望台で都留市街の眺望を満喫した後、3月下旬から4月中旬の時期であればミツマタ群生地へ足を伸ばしましょう。山の斜面一面に咲く黄金色のミツマタの花は圧巻で、一度見たら毎年訪れたくなる景色だという声も多く聞かれます。

コースを踏破して東桂駅に到着したら、電車で都留市駅方面に戻り、周辺の湧水名所や田原の滝を散策するのもおすすめです。実際に歩いた方からは「一回のアップダウンが標高差100メートルほどで、それほどつらくない」「山道が非常に良く整備されており、歩いていて楽しい」という声が多く聞かれており、初めての方でも安心してチャレンジできます。

都留アルプス周辺の湧水名所と渓谷美

都留市は「湧水の里」としても知られており、都留アルプスのハイキングと合わせて立ち寄ることで、より充実した一日を過ごすことができます。

田原の滝(たはらのたき)は、しぶきをあげて水が流れ落ちる様子から「白根の滝」「白滝」とも呼ばれてきた名瀑です。滝のまわりには富士山の火山活動に由来する美しい柱状節理が刻まれており、地質学的にも興味深い場所となっています。江戸時代には俳聖・松尾芭蕉がこの地を訪れ、「勢いあり 氷消えては 瀧津魚」という句を詠みました。平成17年(2005年)には都留市指定名勝に指定されています。パノラマ展望台からも遠望できますが、ぜひ近くまで行って迫力を感じてください。

太郎・次郎滝(たろう・じろうだき)は、夏狩地区にある柄杓流川の崖にある二つの滝で、落差は約10メートルです。滝の脇からは断崖を伝って湧水が流れ出ており、滝と湧水が織りなす独特の景観が見られます。「平成の名水百選」にも選ばれた十日市場・夏狩湧水群の中に位置しており、名前の由来にはかつて困っている人を助けた太郎・次郎という兄弟にまつわる江戸時代の昔話が残っています。

このほか、渓谷美を楽しめるおなん淵や、岩壁と清流が美しい景観を作り出す蒼竜峡(そうりゅうきょう)なども見どころです。新緑や紅葉の季節には特に美しく、春の訪問でも新緑の始まりを感じることができます。

下山後に楽しむ都留市のグルメと温泉

都留アルプスのハイキング後には、都留市ならではのご当地グルメと温泉で疲れを癒すことができます。

道の駅つるでは、地元産の新鮮な野菜や「富士湧水ポーク」を使った料理を楽しめます。富士湧水ポークは富士山の豊富な湧水を飲んで育った豚で、やわらかく臭みのない脂が特徴の都留市を代表する特産品です。レストラン「お勝手場」ではロースカツやしょうが焼き、ポーク丼のほか、冷やしほうとうや山梨のBグルメとして知られる「鳥もつ煮」なども提供されています。地元野菜を使ったジェラートやソフトクリームも人気で、常時12種類ものフレーバーが用意されている炭野菜ジェラートは名物のひとつです。

山梨県を代表する郷土料理ほうとうは、小麦粉を練って太めに切った麺をカボチャやネギ、シイタケ、ジャガイモなどのたくさんの野菜とともに味噌仕立てのおつゆで煮込んだ料理です。体が温まるため、春先の肌寒い日のハイキング後には特に美味しく感じられます。また、富士吉田市発祥の吉田うどんを提供する店も都留市内に多く、非常にコシが強い太麺にキャベツや馬肉をトッピングするのが定番で、一度食べると癖になると評判です。都留市の伝統的なお祭り「八朔祭り」にちなんだ八朔巻き寿司も、地元の食文化を感じられる一品です。

温泉施設としては、「より道の湯」がアルカリ性のお湯で、岩盤浴やリラクゼーション施設も充実しています。「月待ちの湯」はアルカリ性単純温泉で、露天風呂には松尾芭蕉の句碑があります。隣接するバーベキュー場もあり、グループでの利用にも適しています。

都留市の周辺観光スポットとハイキング後の楽しみ

都留アルプスのハイキングと合わせて楽しみたい、都留市の周辺観光スポットも充実しています。

山梨県立リニア見学センターは、都留市内にある日本唯一の超電導リニアの見学施設です。走行試験中のリニアを間近で見学でき、屋外の見学テラスでは時速500キロメートルで疾走するリニアの風や音を全身で感じることができます。館内には時速581キロメートルを記録した試験車両の実物展示があり、磁力による浮上走行を体験できる全長20メートルのミニリニアも人気です。都留アルプスから道の駅つるに向かう途中にあるため、立ち寄りやすい位置にあります。

谷村城下町エリアは都留市の中心部にあたり、かつて甲斐国郡内地方の政治・経済の中心地だった城下町です。歴史あるお屋敷群や大樹、石碑や寺社が数多く残っており、風情ある街並みを散策できます。勝山城跡は都留市北部の城山にあり、曲輪・堀・石垣・土塁など多くの遺構が確認できます。

ミュージアム都留では城下町の歴史や文化を学ぶことができ、都留市の八朔祭に関する展示が充実しています。八朔祭は毎年9月1日に行われる伝統的な祭りで、豪華な屋台が街を練り歩きます。八朔祭屋台展示庫では市内4町が所有する屋台のうち3台がガラス張りの展示庫に収められており、いつでも外から見学できます。また、明治時代の洋風建築の校舎を利用した尾県郷土資料館では、地域の歴史や文化に関する資料が展示されており、建物自体が歴史的な価値を持つレトロな雰囲気を楽しめる場所です。

2026年都留アルプスフリーハイキングのイベント情報

都留市が主催する「都留アルプスフリーハイキング」は、毎年定期的に開催されている人気イベントです。2026年には第16回大会が3月29日(日曜日)に開催予定となっており、初めて都留アルプスを歩く方にはこのイベントへの参加がおすすめです。

参加費は無料で、ゴール地点の田原交流センター(nicot)では完歩証と記念品(記念キーホルダーなど)が配布されます。さらに、近隣の飲食店等で使用できる200円分の特別割引券ももらえるため、下山後のグルメも一層楽しめます。コースの案内がしっかりしているイベント時は、道に迷う心配が少なく安心して歩くことができます。

受付場所へのアクセスは、谷村町駅から徒歩2分、都留市駅から徒歩10分、都留文科大学前駅から徒歩22分となっています。

都留アルプス春ハイキングの注意事項とマナー

都留アルプスは里山のハイキングコースですが、安全に楽しむためにいくつかの注意点を押さえておきましょう。

コース上では一部に急な坂や滑りやすい箇所があるため、足元には十分注意してください。特に雨の後はぬかるみが発生しやすくなります。道標は整備されていますが、分岐点では地図やアプリで現在位置を確認する習慣をつけることが大切です。

春先は花粉症の方にとってはつらい季節でもあります。杉やヒノキの花粉が多い地域なので、マスクや薬の準備をしておくと安心です。暖かくなるとマダニや蜂などの虫が活動を始めるため、長袖・長ズボンの着用と虫よけスプレーの使用をおすすめします。

マナーとして、ゴミは必ず持ち帰り、地元の方々が大切に整備している登山道から外れないようにしてください。ミツマタの群生地では花を踏み荒らさないよう注意し、写真撮影の際も周囲のハイカーへの配慮を忘れないようにしましょう。携帯電話の電波は概ね届きますが一部の谷間では圏外になることもあるため、登山届の提出やYAMAPなどのアプリでの位置情報共有をしておくと安心です。

まとめ:春の都留アルプスで富士山展望とミツマタの絶景を満喫しよう

都留アルプスは、山梨県都留市にある全長約8キロメートルの低山縦走路で、初心者からベテランまで幅広い層が楽しめるハイキングコースです。標高500メートルから650メートルの山々が連なり、富士山の壮大な展望、春のミツマタ群生地、大正時代の水道橋「ピーヤ」、戦国時代の烽火台跡など、見どころが豊富に詰まっています。

特に春のハイキングは、3月下旬から4月中旬にかけてのミツマタの開花時期がおすすめで、山の斜面一面を黄金色に染めるミツマタの花と雪をかぶった富士山のコントラストは都留アルプスならではの絶景です。電車でアクセスでき、コースは3段階の難易度が設定されているため、自分の体力に合わせたハイキングが可能です。下山後には道の駅つるでの食事や、より道の湯・月待ちの湯での温泉も楽しめるなど、一日を通して充実した山梨の旅を満喫できます。

2026年3月29日には第16回都留アルプスフリーハイキングが開催される予定で、完歩証や記念品がもらえるため、初めて訪れる方にはイベントへの参加もおすすめです。首都圏から日帰りで気軽にアクセスできる都留アルプスは、本格的な登山はまだ自信がないという方にも低山ハイキングの魅力を存分に味わえるコースとして最適です。春の暖かな日差しの中、歴史と自然が息づく都留アルプスをぜひ歩いてみてください。

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