山梨県韮崎市に位置する甘利山は、毎年6月になると約15万株のレンゲツツジが山の斜面を朱色に染め上げる、初夏の山梨を代表する絶景スポットです。標高1,731メートルの山頂からは富士山や八ヶ岳、南アルプスを一望できる360度の大パノラマが広がり、オレンジ色の花々と雄大な山岳風景のコントラストは訪れる人々に深い感動を与えています。駐車場から山頂まで約30分という手軽さも魅力で、登山初心者から写真愛好家まで幅広い層に支持されている山です。この記事では、甘利山のレンゲツツジの見頃時期や特徴、アクセス方法、登山コース、周辺の観光スポットまで、2026年6月の訪問に役立つ情報を詳しくお伝えします。

甘利山とは?山梨百名山に選ばれた絶景の山
甘利山は山梨県の北西部、韮崎市穂坂町から南アルプス市にかけて連なる山塊の一角に位置する標高1,731メートルの山です。山梨百名山のひとつに数えられており、山頂付近に広がる広大な草原状の地形と、そこに自生するレンゲツツジの大群落が最大の特徴となっています。
山頂部は比較的なだらかな地形で、広い草原の中を木道が巡っています。この木道のおかげで足元への負担を軽減しながら、レンゲツツジの群落を間近に楽しめるよう整備されています。山頂からの眺望は非常に優れており、晴れた日には富士山をはじめ、八ヶ岳連峰、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、北岳などの南アルプスの名峰が一望できます。眼下には甲府盆地が広がり、山梨の雄大な自然を満喫できる贅沢な環境です。
甘利山は隣接する千頭星山(標高2,138メートル)とともに縦走コースとしても人気があります。千頭星山まで足を延ばすと、より本格的な登山体験が楽しめます。山の中腹には韮崎市営の宿泊施設「甘利山グリーンロッジ」や、地元の喫茶店「ツツジ苑」があり、登山前後の休憩や食事、宿泊にも対応しています。
レンゲツツジとはどんな花か?甘利山を彩る朱色の主役
レンゲツツジ(学名:Rhododendron molle subsp. japonicum)は、ツツジ科ツツジ属に属する落葉低木で、日本の高原や山地に自生する植物です。名前の由来は、花の形が蓮華(レンゲ)の花に似ていることにあります。花の色はオレンジがかった朱色(橙赤色)が特徴的で、花径は約5センチほどの漏斗形をしています。5月下旬から7月上旬頃にかけて開花し、標高の高い場所ほど開花時期が遅くなる傾向があります。
レンゲツツジは日本の冷涼な高原環境を好み、長野県の霧ヶ峰や栃木県の日光など、各地の高原に群生地が見られます。その中でも山梨県の甘利山は、15万株ともいわれる規模の大群落を誇り、日本有数のレンゲツツジの名所として広く知られています。
レンゲツツジについて知っておきたい重要な点があります。この植物は花、葉、茎など全体にグラヤノトキシンという毒素を含んでいます。牛や馬などの家畜が食べると中毒を起こすことが知られており、人が誤って口にした場合も中毒症状を引き起こす可能性があります。観賞のみにとどめ、絶対に口にしないよう注意が必要です。一方で、この毒性のおかげで草食動物に食べられることなく大規模な群落を形成・維持できるという側面もあり、甘利山の壮大な景観はこうした植物の特性によって支えられています。
甘利山のレンゲツツジの見頃はいつ?6月の開花時期と特徴
甘利山のレンゲツツジは、例年6月上旬から中旬頃にかけて見頃を迎えます。標高が高いため、平地の春より約1〜2ヶ月遅れてやってくる「初夏の花」です。6月に入ると少しずつ開花が始まり、例年であれば6月上旬から中旬にかけてピークとなります。
見頃のピーク時には、山頂周辺の草原から北東側の斜面にかけての広大なエリアが、まるでオレンジ色のじゅうたんを敷き詰めたかのように染まります。その光景の向こうには富士山がそびえ立ち、朱色と白銀のコントラストが幻想的な情景を作り出します。
2025年は5月の気温が低かった影響でつぼみの育ちがやや遅れ、例年より少ない開花となりました。このように開花状況は年によって異なるため、2026年の訪問を計画している方は、韮崎市観光協会のウェブサイトで最新の開花情報を確認することをお勧めします。韮崎市観光協会ではシーズン中に定期的に開花情報を更新しており、現地の状況をリアルタイムに近い形で把握できます。
見頃の時期は通常2〜3週間程度続きますが、その年の気候条件によって前後します。週末は特に混雑するため、できれば平日に訪れるか、早朝からの行動を心がけると、ゆったりと花を楽しめるでしょう。
甘利山のレンゲツツジを守り続けてきた歴史と保護活動
甘利山がこれほど多くのレンゲツツジで覆われるようになった背景には、長い歴史と地元の人々のたゆまぬ努力があります。
古くから甘利山は地元の人々に親しまれてきた山でしたが、1970年代に大規模な山火事が発生し、山のレンゲツツジは壊滅的なダメージを受けました。この山火事によって、それまで山を彩っていたレンゲツツジの株数が激減し、名所としての面影が失われた時期がありました。
しかし、地元の韮崎市や観光協会、地域住民たちはそこから復興に取り組みました。長年にわたってレンゲツツジの植栽、育成、保護活動を地道に続け、少しずつ群落を回復させてきたのです。現在見られる15万株ともいわれる大群落は、こうした人々の努力の上に成り立っています。
現在も保護活動は続いており、木道の整備や立ち入り区域の管理、ボランティアによる清掃活動などが行われています。登山者への啓発活動として、花の保護や自然環境の保全についての案内も随所に設けられています。登山者向けの木道を整備することで、人の踏み荒らしによる植生破壊を防ぎ、自然に近い環境が維持されています。シーズン中は地元ボランティアや観光協会スタッフが山に常駐し、登山者への案内やマナー啓発活動を行っています。
山梨県の学術研究においても、甘利山のレンゲツツジ群落は研究対象として注目されており、群落の構造や変化についての調査が行われています。こうした地道な取り組みが、15万株という大群落を今日まで維持させてきた原動力であり、訪れる登山者一人ひとりがこの歴史と努力を知ることが大切です。
甘利山へのアクセス方法と駐車場情報
甘利山の大きな魅力のひとつは、そのアクセスの良さにあります。登山口となる甘利山広河原駐車場は標高約1,640メートルに位置し、一般道を車で山頂直下近くまで上ることができます。
車でのアクセスルート
中央自動車道の韮崎インターチェンジを降り、国道20号線方面へ左折します。国道に突き当たったら大月・甲府方面へ左折し、船山橋北詰の交差点で県道52号線の静岡・南アルプス方面へ右折します。橋を渡ったすぐ先で山梨県道613号甘利山公園線へ右折し、そのまま終点まで進むと甘利山広河原駐車場に到着します。
道路は全線舗装されており、一般的な乗用車でも走行可能です。ただし、道幅が狭い区間もあるため、対向車との離合には注意が必要です。山梨県道613号甘利山公園線は例年12月から4月末頃まで冬期閉鎖となっており、2026年4月現在はまだ閉鎖中の可能性があるため、訪問前に道路状況を確認してください。
駐車場は無料で、約80台分の駐車スペースがあります。レンゲツツジの見頃シーズンである6月上旬から中旬の週末は早朝から満車になることが多く、臨時駐車場が設けられることもあります。混雑を避けるためには、平日の訪問か、週末でも早朝の出発がお勧めです。
電車・乗り合いタクシーでのアクセス
マイカーのない方や公共交通機関を利用したい方には、JR韮崎駅から運行される乗り合いタクシーが便利です。2025年は「甘利山タクシー ツツジシャトル便」として、6月9日(月)から6月22日(日)の期間限定で運行されました。料金は片道1名2,500円で、韮崎駅から甘利山広河原駐車場まで直接乗り入れる形式でした。行き便は韮崎駅発が8時45分と12時00分の2便、帰り便は甘利山広河原駐車場発が10時50分と15時30分の2便で、日帰り往復が可能でした。
予約は前日17時までに専用フォームからの事前申し込みが必要で、当日の飛び乗りには対応していませんでした。2026年の運行情報については、韮崎市観光協会や山梨県観光情報の公式サイトで最新情報を確認してください。
甘利山の登山コースと所要時間
甘利山は登山初心者や家族連れでも楽しめるコースが整備されており、広河原駐車場から山頂まで、ゆっくり歩いても30〜40分程度で到達できます。
基本コース(広河原駐車場から甘利山山頂まで)
駐車場から登山道に入ると、整備された木道や登山道が続きます。レンゲツツジのシーズンには道の両側に花が咲き誇り、歩きながら花を楽しめます。緩やかな登りが続き、体力的な負担は比較的少ないコースです。山頂付近は広い草原状になっており、360度の眺望が楽しめます。所要時間は登り約20〜30分、下り約15〜20分が目安です。
甘利山から千頭星山への縦走コース
甘利山山頂からさらに千頭星山(標高2,138メートル)まで縦走するコースは、より本格的な登山を楽しみたい方に適しています。甘利山から千頭星山まで片道約1時間30分〜2時間、往復で全行程約4時間〜4時間30分程度です。千頭星山の山頂は樹林に囲まれていますが、その手前の稜線部分は笹原が広がる開放的な地形で、鳳凰三山や南アルプスの眺望が素晴らしい区間です。
6月の甘利山で必要な服装と装備
6月の甘利山は麓の気温よりもかなり低い場合があり、山頂付近では風が強いことも多いため、薄手のフリースや防風・防水機能のあるジャケットの持参が必要です。足元は舗装されていない登山道を歩くため、スニーカーよりもトレッキングシューズや登山靴の着用をお勧めします。広河原駐車場から山頂まで短時間で歩ける初心者向けのコースとはいえ、山道である以上、適切な装備で臨むことが安全への第一歩です。紫外線が強い季節でもあるため、日焼け止めや帽子なども準備しておくと快適に過ごせます。
甘利山は写真撮影の名所としても人気
甘利山は登山やハイキングの目的地としてだけでなく、風景写真家やカメラ愛好家の間でも高い人気を誇る撮影スポットです。特に6月のレンゲツツジのシーズンは、多くのカメラマンが三脚を立てて絶好の一枚を狙いに訪れます。
甘利山撮影の最大の魅力は、前景にレンゲツツジの朱色の花、その奥に富士山という構図が得られる点にあります。特に晴れた日の早朝、甲府盆地に雲海が広がる条件が重なると、「レンゲツツジ+富士山+雲海」という三拍子揃った光景を目にすることができます。こうした条件が揃う日はSNSでも話題になり、翌日には多くの人が駆けつけることもあります。
駐車場から登山道に入って左方向に進んだ先にある東屋周辺が、最も人気の高い撮影ポイントのひとつです。東屋の右奥が開けた場所になっており、レンゲツツジを手前に置きながら富士山や甲府盆地を背景に収めることができます。この場所へは駐車場から徒歩約5分とアクセスが非常に良く、重い機材を持ったカメラマンにとっても恵まれた環境です。
撮影のベストタイミングは早朝です。日の出前後の柔らかな光の中では、レンゲツツジの色合いが一層鮮やかに映え、印象的な写真が撮れます。甘利山では富士山の左側から朝日が昇るため、日の出を背景に入れた構図も狙うことができます。甘利山は夜景スポットとしても知られており、甲府盆地を一望できる展望スポットから見下ろす夜景は格別の美しさです。ただし夜間の山道は危険を伴うため、十分な準備と注意が必要です。
甘利山周辺のおすすめ観光スポットと温泉
甘利山への訪問をより充実させるために、周辺の施設や観光スポットも押さえておきましょう。
下山後に立ち寄りたい温泉施設
甘利山からの下山後にぜひ立ち寄りたいのが韮崎旭温泉です。地下1,200メートルの岩盤から湧き出したナトリウム塩化物炭酸水素塩泉を源泉100パーセントかけ流しで楽しめる日帰り温泉で、泉質の良さから地元でも高い人気を誇っています。登山の疲れを癒すのに最適な施設です。
もうひとつの選択肢として武田乃郷 白山温泉があります。甘利山の麓エリアに位置し、武田八幡宮や白山城址など武田氏ゆかりの史跡に囲まれた地域にあるため、歴史の雰囲気を感じながら温泉を楽しむことができます。
歴史と文化を感じる周辺スポット
韮崎市にある武田八幡宮は、武田氏ゆかりの由緒ある神社です。甘利山から車で約30分ほどの場所にあり、歴史好きの方には見逃せないスポットとなっています。
マルス穂坂ワイナリーは甘利山から車で約20〜30分の場所にある本格的なワイナリーです。山梨県はワイン産地としても有名で、ワイナリー見学やワインの試飲が楽しめます。甘利山の帰りに立ち寄るコースとして人気があります。
甘利山の登山口から車で少し移動したところにある椹池(さわらびいけ)は、自然豊かな環境の中でゆったりとした時間を過ごせるスポットです。
桜の時期(4月頃)には韮崎市のわに塚のエドヒガン桜が有名で、季節ごとの花を楽しみながら韮崎市を周遊するのも魅力的な旅のプランです。
甘利山で楽しめるレンゲツツジ以外の花々
甘利山はレンゲツツジだけでなく、さまざまな季節の花が楽しめる山でもあります。
春の5月頃には山桜やスミレが咲き始め、登山道を彩ります。6月のレンゲツツジのピーク後には、スズランやアヤメなどの花が登場します。特にレンゲツツジの群落内にはスズランが混在して生えていることもあり、朱色のツツジと白いスズランの共演が見られることもあります。これは甘利山ならではの初夏の光景です。7月頃にはニッコウキスゲやヤナギランなどの高山植物が見られ、秋にはリンドウや紅葉が山を彩ります。花の名前を調べながら歩くことが好きな方にとっても、甘利山は非常に魅力的なフィールドです。
甘利山でのおすすめ日帰り旅行プラン
甘利山を中心とした充実した一日の過ごし方を紹介します。
初心者・ファミリー向けのシンプル登山プラン
朝8時頃に甘利山広河原駐車場に到着し、駐車場でトイレを済ませたら登山開始です。登山道を30〜40分かけて歩き、山頂でレンゲツツジと富士山の絶景を楽しみます。お気に入りの場所でランチを食べたり写真撮影を楽しんだりしながら、2〜3時間ほど山頂付近を散策します。その後下山し、ツツジ苑で休憩してから帰路につきます。下山後には韮崎旭温泉で疲れを癒すのがおすすめです。
体力のある方向けの縦走プラン
朝7時に出発し、甘利山を経て千頭星山まで縦走します。千頭星山手前の稜線から南アルプスや鳳凰三山の大展望を楽しみ、往路を戻って甘利山に帰還します。全行程4〜5時間のしっかりとした登山になります。下山後は武田八幡宮や武田乃郷白山温泉に立ち寄り、歴史と温泉を楽しんで帰るプランが充実した一日になるでしょう。
写真愛好家向けの撮影メインプラン
前泊して甘利山グリーンロッジに宿泊し、早朝の日の出前に起きて登山道を歩き始めます。東屋付近の撮影ポイントで三脚をセットし、日の出とともに雲海、富士山、レンゲツツジの絶景を狙います。光の変化に合わせて午前中いっぱい撮影を楽しんだ後、下山してマルス穂坂ワイナリーでランチと試飲を楽しむプランです。
甘利山の秋と冬の魅力にも注目
甘利山は6月のレンゲツツジのシーズンが最も人気ですが、他の季節にも見どころがあります。
秋の10月から11月にかけては紅葉の季節を迎えます。甘利山の草原やカラマツ林が黄金色に染まり、秋の澄んだ空気の中で富士山の眺望も一層鮮明になります。韮崎市観光協会では秋シーズンにも乗り合いタクシー「甘利山タクシー秋便」を運行しており、紅葉目当ての訪問者にも対応しています。
冬は山梨県道613号甘利山公園線が冬期閉鎖(例年12月〜4月末頃)となるため、一般的なアクセスは難しくなります。雪山登山の経験者にとっては雪に覆われた甘利山も魅力的なフィールドですが、十分な準備と経験が求められます。春の5月に道路が開通し始めると、残雪の中に新緑が芽吹く清々しい風景が楽しめ、レンゲツツジの開花を待ちわびる季節となります。
6月の甘利山を訪れる前に確認しておきたいこと
レンゲツツジのシーズンに甘利山を訪れる前に、いくつかの確認事項を整理しておきましょう。
開花情報の確認は訪問成功の鍵を握ります。開花状況は年によって大きく異なり、暖冬の年は開花が早まって5月末からちらほらと咲き始めることもあります。逆に春先に低温が続いた年は開花が遅れ、例年の見頃よりも1週間前後ずれることがあります。韮崎市観光協会の公式ウェブサイトでは、シーズン中に定期的に現地からの開花レポートが更新されるため、訪問の数日前にチェックすることで現地の状況を把握できます。
道路状況の確認も重要です。甘利山へ通じる山梨県道613号甘利山公園線は、冬期(例年12月〜4月末頃)に閉鎖されます。5月上旬以降に開通しますが、年によって開通時期が前後します。6月のシーズン中でも大雨や土砂崩れによって臨時閉鎖になることがあるため、大雨の翌日などは事前に道路情報を確認してから出発してください。
乗り合いタクシーの予約を利用する場合は、事前予約制であることを忘れないようにしましょう。2025年は前日17時までに専用フォームからの予約が必要で、当日予約や電話予約は受け付けていませんでした。週末は定員が埋まることもあるため、計画が決まったら早めの予約がお勧めです。2026年の運行詳細については、韮崎市観光協会の公式サイトで最新情報をご確認ください。
甘利山を訪れる際のマナーと注意事項
美しい自然環境を未来に残すために、甘利山を訪れる際はマナーを守ることが大切です。
レンゲツツジをはじめとする植物の採取は禁止されています。木道の外に立ち入ったり、花を踏み荒らしたりしないよう注意してください。これらの植物は長年にわたる地元の保護活動の上に成り立っています。山内にゴミ箱はないため、持ち込んだゴミはすべて持ち帰りが基本です。
6月のレンゲツツジ見頃シーズンは、週末を中心に駐車場が満車になることがあります。路上駐車は周辺の道路交通に支障をきたすため、臨時駐車場が用意されている場合はそちらを利用するか、乗り合いタクシーの活用を検討しましょう。
短時間で山頂に到達できる甘利山ですが、山の天候は変わりやすく、急な雨や気温低下が起こることもあります。レインウェアや防寒具を携行し、天気予報を確認してから出発しましょう。スマートフォンのバッテリーを十分に充電し、緊急時の連絡手段を確保しておくことも重要です。
ペットを連れての登山は可能ですが、レンゲツツジには毒性があるため花に近づけないよう注意が必要です。他の登山者への配慮から、リードの装着は必須です。
甘利山についてよくある疑問と回答
甘利山の登山を計画する際に気になるポイントについてお伝えします。
雨の日の登山については、甘利山の登山道は整備されているため軽い雨なら歩くことは可能です。ただし、雨の日は眺望が楽しめない場合が多く、足元が滑りやすくなるため、レインウェアと滑り止めの効く靴を着用した上で判断してください。
お子様連れでの登山は、小学生以上であれば甘利山山頂までの往復コースに十分挑戦できます。幼児の場合は体力や歩行距離を考慮し、抱っこひもやベビーキャリアを持参すると安心です。山頂付近は木道が整備されており、比較的安全に歩けます。
トイレは広河原駐車場に設置されています。山頂付近にはトイレがないため、登山前に必ず済ませてから出発しましょう。
混雑する時間帯は週末の10時から14時頃です。早朝の8時前か平日に訪れると比較的空いており、駐車場も確保しやすくなります。
まとめ:2026年6月は甘利山でレンゲツツジの絶景を
甘利山は、6月に咲くレンゲツツジの大群落と雄大な富士山の眺望が融合した、山梨県を代表する初夏の絶景スポットです。15万株ともいわれるオレンジ色の花々が山の斜面を染め上げる光景は、一度見たら忘れられない感動を与えてくれます。
標高1,640メートルの広河原駐車場から山頂までわずか30分程度で到達できるアクセスの良さも魅力で、登山経験の少ない方や家族連れでも気軽に楽しめます。千頭星山への縦走コースも整備されているため、本格的な登山を楽しみたい方にも対応しています。写真撮影のスポットとしても人気が高く、早朝の雲海と富士山の絶景は多くのカメラマンを魅了し続けています。
訪れる際は事前に最新の開花情報を確認し、マナーを守って美しい自然を楽しんでください。地元の人々が長年にわたって守り育ててきたレンゲツツジの群落を、次の世代にも引き継いでいくために、訪問者一人ひとりの配慮が大切です。2026年の6月は、ぜひ山梨県韮崎市の甘利山を訪れ、朱色に染まる初夏の絶景と富士山の壮大なパノラマを体感してみてください。








