奈良と大阪から日帰り、二上山登山は夏の初心者にもおすすめ

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二上山は、奈良県香芝市・葛城市と大阪府太子町にまたがる標高517メートルの山です。雄岳と雌岳という二つの峰が寄り添う双耳峰の姿から「ふたかみやま」とも呼ばれ、夏でも日帰りで登れる手頃さから登山初心者に選ばれることが多い山になっています。標高差や歩行距離を抑えたコースが奈良側・大阪側の両方に整っているため、本格的な装備をそろえなくても山歩きの雰囲気を味わえるのが魅力です。この記事では、初めて二上山に挑戦する人向けに、夏場の注意点を踏まえたコース選びとアクセス方法、下山後に立ち寄りたい史跡やグルメの情報までまとめます。

目次

二上山の標高は517メートル、初心者向けコースが奈良・大阪の両側に整う

二上山の魅力は、標高500メートル前後というほどよい高さにあります。雄岳が517メートル、雌岳が474メートルで、いずれのコースも歩行距離は数キロメートル、歩行時間はおおむね2時間前後に収まります。険しい岩場や鎖場といった難所が少なく、道標も整備されているため、登山経験の浅い人でも比較的安心して歩けます。奈良盆地の西側にどっしりと構える稜線は古くから旅人の目印になってきた山でもあり、電車の駅から歩いて登山口に立てる立地の良さもあって、関西エリアで人気の高いハイキングスポットのひとつになっています。低山だからといって油断はできず、特に夏場は暑さ対策を前提にコースを選ぶことが欠かせません。

大阪側の万葉の森ルートは往復1時間半、二上山最短コース

時間があまり取れない人には、大阪府太子町側の登山口(通称・万葉の森)を起点とする最短ルートが向いています。登りの目安は約30分、下りは約20分で、距離は片道約1.5キロメートル、標高差は約246メートルです。往復でも1時間強というごく短い行程なので、初めての登山で長時間歩くことに不安がある人や、半日だけ時間が取れる人に扱いやすいコースといえます。万葉の森周辺には駐車場が整備されており、車でのアクセスもしやすくなっています。短時間で山頂付近まで到達できる分、休憩を挟みながら余裕を持って歩けるのもこのコースの利点です。

奈良県側は道の駅発着で歩行距離6キロ、標高差400メートル

奈良県側からは、道の駅「ふたかみパーク當麻」を起点・終点とする周遊コースが代表的です。歩行距離は約6キロメートル、歩行時間の目安は約2時間、標高差は約400メートルで、初心者・初級者向けコースとして紹介されています。道の駅には駐車場やトイレ、売店が揃っているため、登山前の準備や下山後の休憩がしやすい点も見逃せません。奈良盆地側の景色を眺めながら雌岳・雄岳の山頂を目指す行程は、二上山入門にふさわしいコースです。半日で登山を終え、午後は當麻寺の拝観や地元グルメに充てる過ごし方もしやすくなっています。

二上神社口駅と當麻寺駅を結ぶ縦走コースは雄岳経由で2時間

近鉄南大阪線の二上神社口駅から歩き始め、雄岳山頂を経由し、雄岳と雌岳の鞍部にあたる馬ノ背を通過して雌岳山頂へ、そこから岩屋峠を抜けて當麻寺駅へと下山する周回コースも、二上山の代表的な歩き方です。二上神社口駅、當麻寺駅のいずれからも、雄岳頂上までは徒歩でおよそ1時間30分から2時間程度が目安とされています。二上神社口駅からのルートは尾根に取り付くまでの坂の勾配がやや急で、逆に二上山駅からのルートは距離こそ長くなるものの尾根までの登りが緩やかという違いがあります。電車だけで登山口までアクセスできるため、公共交通機関での日帰り登山を計画している人にも扱いやすいコースです。もっと長く歩きたい人向けには、周辺の稜線をつなぐ歩行距離約13.7キロメートル・累積標高差約708メートル・所要時間約5時間27分という本格的なモデルコースもありますが、これは二上山に慣れてきた人向けの行程です。初めて訪れる場合は、まず最短ルートや道の駅発着の周遊コースで山の雰囲気と自分の体力を確かめるのが安心です。

夏の二上山は早朝出発が鉄則、気温上昇前に下山を終える

二上山は標高500メートル前後の低山であるため、夏場は平地とあまり変わらない暑さの中を歩くことになりやすい山です。標高が1000メートル上がるごとに気温はおよそ6度下がるとされますが、二上山の標高ではその効果はわずかで、真夏日や猛暑日には登山道でもかなりの暑さを覚悟しておく必要があります。だからこそ、涼しい時間帯にあたる早朝から歩き始め、気温が上がりきる前に下山を終える計画が、夏の二上山登山では特に重要になります。服装は、吸汗速乾性のあるインナーに、通気性の良い長袖シャツやUVカットのできるアイテムを合わせるのが基本です。半袖よりも薄手の長袖のほうが、日焼けや虫刺されを防ぎながら涼しく過ごせる場合があります。山頂付近は日陰が少なく風を遮るものもないため、帽子は必須アイテムです。

水分補給は15分おきが基本、猛暑日は2.5リットル用意

夏山登山で欠かせないのが水分補給です。4時間程度の行動であれば最低でも1.5から2リットルの水分を用意し、気温が30度を超えるような日にはさらに1時間ごとに500ミリリットルを追加するくらいの余裕を持っておくと安心です。喉が渇いてから飲むのではなく、15分から20分おきに少量ずつこまめに水分を取る習慣をつけることで、熱中症のリスクを大きく減らせます。塩分補給用のタブレットや飴を携行しておくのもおすすめです。トイレについては、雄岳と雌岳の間にある馬ノ背周辺に男女別のトイレが設置されていますが、休日を中心にハイカーの利用が集中しやすく、循環浄化式のトイレは混雑時に処理が追いつかなくなることもあるとされています。登山口周辺や道の駅、駅のトイレをあらかじめ済ませておくと安心です。

スズメバチの発生例あり、黒い服と香水は避ける

夏場は蚊やブヨなどの虫が発生しやすい時期でもあるため、虫除けスプレーを携行しておくと快適に歩けます。低山とはいえ木々に囲まれた区間もあるため、肌の露出を抑えられる服装と合わせて虫対策をしておくとよいでしょう。特に注意したいのがスズメバチです。雄岳から近鉄南大阪線方面へ下る金属製の階段付近でスズメバチの発生が報告された例があり、黒い服を避ける、香りの強い香水や整髪料を控える、ハチを見かけても手で払わずゆっくりその場を離れるといった基本的な対策を、夏から秋にかけての登山では意識しておくと安心です。二上山周辺は関西でも人気のハイキングエリアであるため、休日の日中は登山道やトイレが混雑しやすい傾向もあります。人混みを避けてゆったり歩きたい人は、平日や早朝の時間帯を狙うのもひとつの方法です。

持ち物は登山靴と日よけ帽子、20リットルのザックで十分

標高が低く日帰りで往復できる山であっても、山の中は平地とは異なる環境です。最低限そろえておきたい持ち物としては、歩きやすい登山靴またはトレッキングシューズ、通気性・速乾性のある服装、日よけの帽子、タオル、十分な量の飲み物、行動食、虫除けスプレー、日焼け止め、簡単な救急セット、スマートフォンや地図が挙げられます。念のため紙の地図や登山アプリの事前ダウンロードをしておくと安心です。雨具については、夏場は突然の夕立に見舞われることもあるため、コンパクトに収納できるレインウェアを1着ザックに入れておくと安心です。山頂付近は風が抜けやすく、汗をかいた体が急に冷えることもあるため、薄手の羽織りものを1枚持っておくと体温調整がしやすくなります。日帰り登山であれば20リットル前後のザックで十分対応できるサイズ感なので、初めて登山用品をそろえる人も無理のない軽装備から始められます。

大津皇子は雄岳山頂に眠る、姉・大伯皇女が万葉集に残した歌

二上山という名前は、雄岳と雌岳という二つの頂を持つ山容そのものに由来しています。古くは「ふたかみやま」と呼ばれ、二つの峰の間に太陽や月が沈んでいく光景が、生と死の境目、この世とあの世を結ぶ聖なる場所として意識されてきました。奈良盆地から見て真西に位置することもあり、仏教的な西方浄土のイメージとも結びつけられ、古代から特別な山として信仰の対象になってきた歴史があります。雄岳の山頂には、大津皇子が葬られたと伝わる場所があります。大津皇子は天武天皇の皇子で、天武天皇が亡くなった直後に謀反の疑いをかけられ、若くして命を絶たれました。皇位継承をめぐる争いに巻き込まれた形で命を落とした大津皇子の亡骸は、都から離れたこの二上山の雄岳山頂に葬られたと伝えられています。大津皇子の姉である大伯皇女は、弟の死を深く悲しみ、その思いを万葉集の歌に残しました。「うつそみの人なる我れや明日よりは二上山を弟世と我が見む」という歌は特に知られ、弟の魂が宿る山として二上山を仰ぎ見る姉の悲しみが、千年以上の時を超えて今に伝わっています。この物語を知ったうえで山を歩くと、同じ稜線を歩いていても違った趣を感じられるはずです。

サヌカイトが二上山北麓に旧石器時代の遺跡群を残した

二上山は今から約1500万年前の火山活動によって形づくられました。噴火にともなって流れ出た溶岩や火砕流が冷えて固まる過程で、サヌカイトと呼ばれる硬く鋭い岩石が生まれ、旧石器時代から弥生時代にかけて石器づくりの材料として重宝されることになります。サヌカイトは、溶岩が急激に冷えて固まってできたガラス質の硬い岩石で、割ると鋭い刃のような断面が現れる特徴を持っています。近畿地方では二上山周辺が最大の産出地とされ、北麓を中心に大阪層群と呼ばれる地層や、山から流れ出る谷川の流域から、握りこぶしから人の頭ほどの大きさの原石が多く産出します。この鋭く割れる性質を古代の人々が見逃すはずはなく、二上山北麓の一帯には旧石器時代から弥生時代にかけての遺跡が数多く残されており、まとめて「二上山北麓遺跡群」と呼ばれています。奈良県立橿原考古学研究所附属博物館や、香芝市にある二上山博物館では、こうした二上山とサヌカイトの関係を紹介する展示が行われています。二上山博物館は旧石器時代を紹介する石の博物館で、サヌカイト・凝灰岩・金剛砂という3種類の火成岩をテーマに、ジオラマや映像で二上山と人々の関わりを紹介しています。見学の所要時間は40分程度、入館料は200円、開館時間は9時から17時(入館は16時30分まで)、月曜と年末年始が休館日です。登山の行き帰りに立ち寄りやすい規模なので、山を歩く前に予習しておくと足元の石ころの見え方も変わってきます。

鹿谷寺跡の十三重層塔は凝灰岩を削り出して造営

二上山の魅力は万葉集や大津皇子の物語だけにとどまりません。大阪府南河内郡太子町側の山腹には、「岩屋」と「鹿谷寺跡」という2つの石窟寺院跡が残されており、いずれも国の史跡に指定されています。鹿谷寺跡は奈良時代に築かれたとされる石窟寺院で、二上山の山腹から西に伸びる尾根を切り開いて造営されました。凝灰岩の岩盤を削り出してつくられた高さ5.1メートルの十三重層塔と、奥壁面に三尊仏が線刻された石窟からなり、大陸風の本格的な石窟寺院としては日本国内でも二上山山麓以外にほとんど例がない貴重な遺跡です。もうひとつの岩屋は、大小2つの石窟からなる石窟寺院跡で、大きい石窟は間口約7メートル・奥行約4メートル・高さ約6メートルという規模を誇ります。二上山がかつて火山であったことにより産出する凝灰岩を掘り込んでつくられたもので、中世以降は「葛城二十八宿」と呼ばれる修験道の行場のひとつとしても利用されてきました。鹿谷寺跡・岩屋のどちらも登山道から少し外れた場所にありますが、大阪側から二上山へ登る際に立ち寄りやすい位置にあります。旧石器時代の石器づくりの痕跡、奈良時代の石窟寺院、中世の修験道の行場、万葉集ゆかりの皇子の墓所までが一つの山に凝縮されているのは、他の低山にはあまり見られない特徴です。

雌岳山頂の日時計から大和三山を一望できる

雌岳の山頂には大きな日時計が設置されており、オブジェとしてだけでなく実用品としてもかなり正確な精度を持つことで知られています。二上山を象徴するランドマークのひとつとして、記念撮影のスポットにもなっています。雌岳山頂からは奈良盆地方向への眺望が開けており、大和三山と呼ばれる耳成山、畝傍山、天香久山の3つの山を一望できるのも大きな魅力です。歴史の教科書でおなじみの大和三山を実際に自分の目で見つけられると、登ってきた甲斐を感じられます。雌岳山頂から少し西側に下った地点からは、大阪府側の眺望が開ける場所もあり、東西どちらの景色も楽しめるのが二上山の贅沢なところです。さらに足を延ばせる人向けの情報として、二上山から北へ続く尾根には「屯鶴峯」と呼ばれる独特の景観が広がっています。屯鶴峯は、二上山の火山活動によって噴出した火砕流や火山灰が水中に堆積し、その後の隆起と浸食によって現在の姿になったとされる白い岩肌の地形です。二上山と屯鶴峯は、近畿地方を縦断する長距離自然歩道「ダイヤモンドトレール」沿いのコースでつながっており、体力と時間に余裕があれば縦走プランを組むこともできます。ダイヤモンドトレールは屯鶴峯を北の起点に、二上山、大和葛城山、金剛山、岩湧山を経て大阪府和泉市の槇尾山まで至る全長約45キロメートルの縦走路で、初心者はまず二上山単体の往復・周回コースで山の雰囲気と体力を確かめ、慣れてきたら次のステップとして検討するのが安心です。

アクセスは近鉄南大阪線の二上神社口駅か二上山駅

電車で向かう場合、最寄り駅は近鉄南大阪線の二上神社口駅、または二上山駅です。二上神社口駅からは尾根に取り付くまでの坂がやや急な代わりに歩行距離は短くなり、二上山駅からは距離こそ長くなるものの尾根までの登りは緩やかという違いがあります。どちらの駅からも雄岳山頂までは徒歩でおよそ1時間30分から2時間程度が目安です。大阪方面・奈良方面のどちらからも近鉄電車一本でアクセスできる立地の良さは、公共交通機関で日帰り登山をしたい人にとって大きなメリットです。車で向かう場合に注意したいのは、二上山には奈良県側に登山者向けの駐車場が用意されていない点です。奈良県側から車で向かう場合は、道の駅「ふたかみパーク當麻」の駐車場を利用するのが基本になります。大阪府太子町側からは万葉の森周辺に駐車場が整備されているため、大阪側から登り始める場合はこちらを利用するとよいでしょう。休日は駐車場が混み合うことも予想されるため、早めの到着を心がけると安心です。

下山後は當麻寺の国宝三重塔と中将姫伝説を巡る

二上山への登山とあわせて立ち寄りたいのが、當麻寺です。當麻寺は飛鳥時代創建と伝わる古刹で、白鳳・天平様式の伽藍が広がり、東西一対の三重塔(国宝)が現存する全国でも珍しい寺院として知られています。境内では白鳳期の仏像や四天王像なども拝観でき、牡丹の名所としても知られ、例年4月下旬から5月上旬には多くの参拝者で賑わいます。登山口から徒歩や電車で立ち寄りやすい距離にあるため、歴史散策とセットで楽しむ人が多いスポットです。當麻寺を語るうえで欠かせないのが、本尊としても祀られる「當麻曼荼羅」と、それを織り上げたと伝わる中将姫の伝説です。中将姫は奈良時代の貴族・藤原豊成の娘として生まれ、若くして當麻寺で尼僧となった女性と伝えられています。出家した中将姫の前に、阿弥陀如来の化身とされる老尼と、観音菩薩の化身とされる織女が現れ、姫が集めた蓮の糸を五色に染め上げたうえで、一夜のうちに巨大な曼荼羅を織り上げたという物語が今に伝わっています。継母から迫害を受けながらも仏道を歩み続けた中将姫の物語は、能や浄瑠璃の題材にもなるほど広く親しまれています。當麻の名物グルメとしては、よもぎ餅の生地で餡を包み、牡丹の花びらを模した中将餅が古くから親しまれています。このほか、地元食材を使った釜飯や、柿の葉ずしを添えたそば・うどんのセットなども名物として紹介されており、登山後の空腹を満たすのにぴったりです。道の駅「ふたかみパーク當麻」は、奈良県側から登る際の起点になるだけでなく、地元の農産物直売所やレストランを備えた休憩スポットとしても人気で、下山後に地元産の野菜やお土産を購入する楽しみもあります。

二上山ふるさと公園と日本最古の官道・竹内街道も見どころ

登山とあわせて自然の中でゆったり過ごしたい人には、二上山の麓に広がる「二上山ふるさと公園」もおすすめです。約5万1000平方メートルの敷地を持つ緑豊かな公園で、中央にはピクニックに最適な広い芝生広場があり、夏には水遊び場に変わる水辺のテラスや、木製コンビネーション遊具、ログハウス調のおもちゃ館なども備えています。おもちゃ館には、ウサギやパンダの人形が1時間ごとに音楽を奏でるからくり時計もあり、小さな子ども連れの家族でも楽しめる公園です。梅雨の時期には石段の両側にアジサイが咲き誇り、春には桜やしだれ桜も美しく、456段の石段を登りきると奈良盆地を一望できる展望台にたどり着きます。登山とは違ったペースで二上山の自然に触れたい人や、体力に自信のない家族連れが立ち寄る場所としても向いています。また、二上山の南麓を越える竹内峠付近には、日本最古の官道とされる「竹内街道」が通っています。推古天皇21年に開通したと伝わるこの街道は、大阪府堺市から二上山南麓の竹内峠を越えて奈良盆地の長尾神社付近に至る約26キロメートルの道で、飛鳥の都と難波の港を結ぶ重要なルートとして栄えました。遣隋使の小野妹子や海外からの使節団もこの道を通ったと伝えられ、江戸時代にはお伊勢参りや當麻詣での参詣道としても賑わい、沿道には今も古い町並みや道標の名残が残っています。

二上山は、標高500メートル前後というほどよい高さでありながら、雄岳・雌岳という双耳峰の姿、大津皇子と大伯皇女にまつわる万葉集の物語、旧石器時代から続くサヌカイトと石器づくりの歴史、雌岳山頂から見渡す大和三山の景色まで、一つの山でこれだけ多くの魅力を味わえる場所です。奈良県側・大阪府側のどちらからもアクセスでき、電車一本で登山口に立てる利便性の高さも、初心者が最初の一座に選ぶうえで安心材料になります。夏に歩く際は、低山ならではの暑さをあなどらず、早朝からの行動開始、こまめな水分補給、日よけ対策と虫除け対策を徹底することが欠かせません。無理のないコース選びと基本的な暑さ対策さえ押さえておけば、登山初心者でも十分に日帰りで楽しめる山であり、下山後には當麻寺の歴史散策やご当地グルメといった楽しみも待っています。まずは登山だけを楽しみ、次に訪れるときは史跡巡り、また別の機会には家族と公園でのんびりと、季節や同行者に合わせて何度も通いたくなるのも二上山の魅力です。関西エリアで気軽に登れる山を探している人、歴史や万葉集の世界に触れながら山歩きをしてみたい人は、夏の二上山を日帰り登山の候補に入れてみてください。

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