大室山と加入道山の登山ガイド、丹沢初心者には8時間コースが壁に

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丹沢の大室山と加入道山を目指す周回登山は、標準コースタイムが8時間を超える長丁場で、登山を始めたばかりの人が単独でいきなり歩くにはハードルの高いコースです。神奈川県山北町と山梨県道志村にまたがる西丹沢エリアには、標高1587メートルの大室山と標高1418メートルほどの加入道山が並び、静かなブナ林と冬の澄んだ空気の中に浮かぶ富士山が見どころとなっています。崩落地や道幅の狭いトラバースが点在し、エスケープルートも少ないため、丹沢での登山経験を積んでから挑む方が安全です。この記事では、コースの概要やアクセス、装備、注意点を丹沢初心者の目線で整理します。

目次

大室山と加入道山は関東百名山クラスの静かな山域

大室山は標高1587メートル、丹沢山塊の北西部にあり、相模原市緑区と道志村の境界をなす甲相国境尾根の上に山頂があります。関東百名山と山梨百名山の両方に選ばれており、遠目には台形のようにどっしりとした山容が特徴です。丹沢主稜線から眺めても、その堂々とした姿はひときわ目を引きます。

加入道山は大室山から南西に伸びる稜線上にあり、標高は1418メートルほどです。大室山ほどの高さはありませんが、山頂には無人の避難小屋があり、静かな樹林の中に休憩スペースが広がっています。両山とも山頂そのものは落葉広葉樹林に囲まれていて展望はあまり開けませんが、稜線の途中では富士山や道志山塊、丹沢の山並みを望むことができ、特に空気が澄む冬場は富士山の存在感が際立ちます。

このエリア最大の魅力は、山頂稜線一帯に残るブナの原生林です。丹沢では鹿の食害でブナ林が衰退している場所も多い中、大室山から加入道山にかけての稜線には比較的良好な状態のブナ林が残っています。稜線上には木道が整備された区間もあり、ぬかるみやすい地面でも歩きやすいよう工夫されています。丹沢主脈のような賑わいはなく、平日はもちろん週末でも人とすれ違う回数は少なめです。

大室山・加入道山の登山ルートは3系統に分かれる

西丹沢ビジターセンター発着の周回コースが標準ルート

西丹沢エリアの登山口として最も利用されるのが、神奈川県山北町の西丹沢ビジターセンターです。ここから林道を歩いて用木沢出合(標高約610メートル)へ向かい、犬越路(いぬこえじ)を経て大室山へ登り、稜線を加入道山方面へ縦走したのち、白石峠・白石の滝を経由して用木沢出合に戻る周回コースが最も一般的なルートとして紹介されています。

このコースの標準コースタイムは合計でおよそ8時間20分、総歩行距離は約14.7キロメートル、累積標高差は登り下りともに約1470メートルとされます。登山地図等で使われるコース定数で見ても35前後という、日帰り登山としてはかなり長丁場の部類に入る数字です。

用木沢出合から犬越路までは標準コースタイムで約1時間30分、犬越路には避難小屋とトイレが整備されていて、多くの登山者がここで一息つきます。犬越路から大室山までは急な登りが続き、山頂までの標準コースタイムはおよそ3時間25分、下りはおよそ2時間15分とされる資料もあります。大室山から加入道山へは緩やかなアップダウンのブナ林の稜線歩きとなり、加入道山から白石峠を経て白石の滝、用木沢出合へと下ります。

このルートは犬越路の手前や稜線に取り付くまでの区間に崩落箇所が点在しており、道幅の狭いトラバースや、滑落すれば大きな怪我につながりかねない急な箇所も含まれます。雨天時や雨上がりで足元が濡れている際はとりわけ注意が必要で、初心者だけでの入山には不向きとする見方も少なくありません。

道志側から加入道山・大室山へ向かうルート

山梨県道志村側からのアプローチとして、国道413号(道志みち)沿いの道志の湯付近から登る道志の湯登山道があります。道志の湯へ向かう道から分岐した場所に加入道山の登山口と舗装された駐車場(約40台収容)があり、中央自動車道の相模湖インターチェンジから車でおよそ60分、都留インターチェンジからはおよそ35分というアクセスの良さが利点です。

注意したいのは、この道志の湯登山道が2024年4月25日から登山道封鎖の措置が取られていた経緯があり、加入道山の尾根に取り付く手前付近で大きな崩落が2箇所発生していたという情報があることです。代替ルートとして、野原吊橋渓谷遊歩道駐車場から渓谷遊歩道を進み、久保登山口を利用するルートが紹介されていたこともあります。登山道の閉鎖・崩落状況は時期によって変わるため、入山前には道志村役場や神奈川県、西丹沢ビジターセンターなど公式情報源で最新の通行状況を確認してください。

白石峠経由で稜線に合流するルートもある

用木沢出合から林道を進み、白石の滝の案内板を経て白石峠に至るルートもあります。林道終点から白石の滝の案内板まで約1時間、そこからさらに約1時間で白石峠に到着します。白石峠から加入道山、あるいは大室山方面へと接続でき、周回コースの一部としても利用されています。

大室山・加入道山は初心者に不向きな理由が3つある

キーワードに初心者という言葉が含まれているため率直に書きますが、大室山・加入道山の周回コースは、丹沢の中でも初心者向けとは言えないコースです。理由は次の3点に集約されます。

行動時間が長いことがまず挙げられます。周回コースの標準コースタイムは8時間を超え、休憩時間を加味すると日の短い時期には日没との競争になりかねません。登山を始めたばかりの人にとって、8時間を超える行動時間は体力的にも精神的にも大きな負荷になります。

危険箇所が複数存在することも見過ごせません。犬越路周辺や稜線への取り付き部分には崩落箇所や道幅の狭いトラバースがあり、滑落すれば大きな怪我につながります。雨天時はぬかるみや滑りやすい木の根、濡れた木道によって危険度がさらに増します。

エスケープルート、つまり途中で下山する手段が限られることも大きな要因です。奥深い西丹沢の稜線上にあるため、体調不良や天候悪化があっても、途中で簡単に下山できる場所はあまりありません。

登山経験がまったくない、あるいは日帰り登山の経験が数回程度という人が単独でいきなり挑戦するには、正直なところハードルが高いコースだと言わざるを得ません。それでも歩いてみたいという場合は、経験豊富な同行者と登るかガイド付きツアーを利用する、日が長く気候が安定した初夏や秋の晴天日を選ぶ、周回ではなくピストン(往復)コースに変更して行動時間を短縮する、西丹沢ビジターセンターで最新の登山道状況を確認する、大山や鍋割山など比較的易しい丹沢の山で経験を積んでからステップアップするといった対策を組み合わせておきたいところです。

服装と持ち物は長時間・湿潤環境向けに揃える

長時間の行動と標高差、そして森林帯の湿った環境を考えると、装備は次の表のようなポイントを押さえておくと安心です。

装備ポイント
登山靴足首をサポートするミドルカット以上で、グリップ力のあるソールを選ぶ
レインウェア上下セパレートタイプ。稜線は天候が変わりやすく防寒着としても機能する
防寒着標高1500メートル級の稜線は平地より気温が下がるため、脱ぎ着しやすいレイヤリングを意識する
地図・GPSオフライン地図が使える登山アプリとモバイルバッテリーを携帯する
ヘッドライト行動時間が長くなりやすいため、予定より遅れた場合に備えて必携
行動食・水水場が乏しいため2リットル以上の飲料水を目安に持参する
虫よけ・ヒル対策夏場はヤマビルが出るとされ、忌避スプレーや塩、脚絆があると安心
登山計画書単独・グループ問わず家族や神奈川県警察等への提出を検討する

水場については、下山路にあたる白石の滝付近に水場があるとされますが、飲用する場合は煮沸するか浄水器でろ過することが勧められています。用木沢出合にも水場があるとされるものの、大腸菌が検出されたとの報告もあり、そのまま飲用することには慎重な判断が必要です。基本的には水を事前に十分な量用意しておき、現地の水場はあくまで非常用と考えるのが安全です。

トイレは西丹沢ビジターセンターと犬越路の避難小屋周辺に整備されています。長時間の行動になるため、出発前に必ず西丹沢ビジターセンターで済ませておきたいところです。道志側の加入道山登山口駐車場には基本的にトイレがなく、国道413号沿いの公衆トイレなど、駐車場に入る前に利用しておく必要があります。

季節ごとに違う見どころがある

大室山・加入道山エリアは四季を通じて表情が変わる山域です。春は4月下旬から5月にかけて、山頂付近ではマメザクラやキクザキイチゲといった山野草が花開き、5月に入るとトウゴクミツバツツジやヤマツツジなど木道沿いのツツジ類が見頃を迎えます。残雪が遅くまで残ることもあるため、この時期は最新の積雪・凍結情報を確認しておきましょう。

6月の初夏は新緑のブナ林が美しい時期ですが、同時にヤマビルが活発になる時期でもあるため、対策をしっかりしてから臨みたいところです。10月下旬から11月上旬の秋は、ブナをはじめとする広葉樹の紅葉が稜線を彩る時期で、西丹沢エリアの中でも特に人気が高まります。ただし紅葉シーズンは落ち葉で登山道が滑りやすくなること、日没が早まることにも注意してください。

12月から2月の冬は空気が澄み、富士山の展望が最も美しくなる季節です。稜線では霧氷が見られることもあり、静かな尾根歩きを楽しめます。一方で積雪や凍結が発生しやすく、軽アイゼンなどの滑り止めが必要になる場合もあります。積雪期は特に、初心者だけでの入山は避けるべきです。

アクセスは新松田駅からのバスか道志側からの車が中心

西丹沢ビジターセンターへは、小田急線・JR御殿場線の新松田駅から富士急モビリティ(富士急湘南バス)の西丹沢ビジターセンター行きバスに乗り、終点で下車するのが公共交通機関を使う場合の一般的なルートです。新松田駅からの所要時間はおよそ1時間9分から1時間11分程度、運賃は片道1360円ほどとされます。早朝便は7時15分発、8時25分発などが運行されていますが、便数は多くないため、富士急モビリティの公式サイトなどで最新の時刻表を確認し、下山時刻から逆算した余裕のある計画を立てておきたいところです。マイカーの場合は東名高速道路の大井松田インターチェンジから国道246号、県道76号(山北藤野線)を経由してアクセスします。

道志側からアプローチする場合は、中央自動車道の相模湖インターチェンジからおよそ60分、都留インターチェンジからおよそ35分ほどで加入道山登山口の駐車場に着きます。駐車場は舗装されており約40台分のスペースがあるとされますが、紅葉シーズンや行楽シーズンの週末は混雑することもあるため、早めの到着を心がけたいところです。

犬越路の名前には武田信玄の伝説が残る

周回コースの要所となる犬越路は、標高1060メートル、相模原市緑区と山北町の境に位置する峠で、丹沢の中でも歴史を感じさせる場所のひとつです。名前の由来には諸説あり、戦国時代に甲斐国の武将・武田信玄が小田原の北条氏康を攻める際、この峠を犬に先導させて越えたことに由来するという伝説がよく知られています。ただし、峠から約200メートル西にある大杉丸という山の三角点の名称が「イノコイシ峠」であることから、方言で険しい道を意味するイノがなまって犬に転じ、後から信玄の伝承と結びついたという説も紹介されています。犬越路が実際に信玄の進軍路として使われたかどうかは定かではありませんが、こうした逸話を知っていると峠を通過する際の楽しみがひとつ増えます。現在の犬越路には避難小屋とトイレが整備されており、丹沢湖方面の展望が開ける貴重な休憩ポイントとしても利用されています。

下山後は道志の湯かぶなの湯に立ち寄れる

長時間の縦走で疲れた体を癒やすなら、下山後の立ち寄り湯も計画に組み込みたいところです。道志側の加入道山登山口付近には道志の湯があり、男女それぞれに露天風呂と内風呂が用意されています。道志の湯登山道を利用する場合はもちろん、車でアクセスする場合にも立ち寄りやすい立地です。

西丹沢ビジターセンター側から周回する場合は、少し足を延ばして中川温泉のぶなの湯を利用する登山者も多くいます。県道から分かれて急な坂を下った先、中川川のほとりにあるロケーションの良い温泉で、日帰り入浴に対応しています。長い行動時間の後に温泉で汗を流し、体を休めてから帰路につく計画を立てておくと、一日の満足度が変わってきます。

檜洞丸や畦ヶ丸への発展コースもある

体力と経験に余裕がある登山者向けの発展的なプランとして、大室山・加入道山周辺の稜線は西丹沢のもう一つの人気の山である檜洞丸(ひのきぼらまる)や、畦ヶ丸(あぜがまる)へとつなげて歩くこともできます。犬越路から檜洞丸へ縦走し、ツツジ新道を使って西丹沢ビジターセンターへ戻るコースや、大室山から南に伸びる稜線をたどって畦ヶ丸方面へ抜けるコースなどが登山記録サイトでもたびたび紹介されています。これらはいずれも大室山・加入道山の周回コース以上に長時間・高難度となるため、まずは基本の周回コースを経験してから、自身の体力と経験に応じてステップアップの選択肢として検討するのがよいでしょう。

登山計画書と直前の情報収集が安全を分ける

このエリアのように崩落や通行止めが発生しやすい山域では、地図やガイドブックの情報だけに頼らず、直前まで最新情報を確認する習慣が欠かせません。西丹沢ビジターセンターは現地情報をブログやSNSで発信しており、登山道の通行止めや崩落状況、熊の目撃情報なども随時更新されています。神奈川県のホームページにも丹沢大山エリアの登山道通行情報がまとめられているため、出発前に必ず目を通しておきましょう。

登山届(登山計画書)の提出も重要です。西丹沢ビジターセンターの窓口やオンラインの登山届システムを利用し、コースと下山予定時刻、緊急連絡先を明記しておくことで、万が一の際の捜索がスムーズになります。単独行はもちろん、グループで登る場合であっても、家族や職場など第三者にも行程を共有しておくと安心です。

標高1500メートル前後の稜線の天気は、麓とは大きく異なることがあります。前日と当日朝に山の天気予報を確認し、雷雨や強風、視界不良が予想される場合は無理をせず、計画を延期する判断も登山者には求められます。大室山・加入道山のコースは行動時間が長く途中でのエスケープが難しいため、少しでも不安があれば引き返すという判断を出発前から自分の中で決めておくと心強いです。

ツキノワグマがいる前提で準備する

丹沢山塊は神奈川県内でも有数のツキノワグマの生息地で、丹沢全体でおよそ70から80頭が生息しているとされます。塔ノ岳や鍋割山、大山といった人気の高いメジャールートですら目撃情報が報告されており、人の少ない西丹沢の大室山・加入道山エリアも例外ではありません。熊がいる前提で準備をしてから登ることが、丹沢を歩くうえでの安全登山の基本条件といえます。

対策としては、熊よけ鈴やラジオなど自分の存在を熊に知らせる音を出すものを携行し、早朝や夕方など熊の行動が活発になりやすい時間帯を避けて明るい日中に行動することが基本です。万が一熊に遭遇した場合は、決して走って逃げず、熊から目を離さないようにしながらゆっくりと後退して距離を取ることが鉄則とされています。出発前には神奈川県や地元自治体、西丹沢ビジターセンターなどが発信する最新の熊出没情報にも目を通しておくと安心です。

加入道山避難小屋は緊急用の設備

加入道山の山頂付近には無人の避難小屋が設置されています。トイレは併設されていませんが、悪天候時の一時的な雨宿りや休憩、緊急時のビバークに利用できる貴重な施設です。あくまで緊急避難用の設備であり、宿泊を前提とした山小屋のような快適さは期待できないため、通常の日帰り登山であれば休憩や食事の場として立ち寄る程度の使い方が基本になります。小屋を利用する際は、後から来る登山者や緊急時に必要になる人のために、譲り合いと清掃を心がけたマナーが求められます。加入道山自体の山頂は展望が乏しく、ベンチがいくつか置かれた静かな空間となっているため、大きな賑わいを期待するというよりは、静寂の中で一息つく場所として捉えるとよいでしょう。ちなみに加入道山までの標準的な登りの所要時間はおよそ2時間、大室山まではおよそ3時間とされる資料もあり、いずれのコースを選ぶにしても丹沢の中では歩きごたえのある部類に入ります。

出発前の装備チェックは前日のうちに済ませる

最後に、出発前に確認しておきたい持ち物を表にまとめます。長時間の行動になるコースだからこそ、忘れ物がないか前日のうちにチェックしておくと安心です。

チェック項目備考
登山靴・レインウェア上下履き慣れたものを用意する
防寒着・帽子・手袋フリースや薄手ダウンなど脱ぎ着しやすいもの
飲料水・行動食・昼食水は2リットル以上を目安にする
地図・コンパスまたは登山アプリ・モバイルバッテリーオフライン地図対応のアプリを事前にダウンロードしておく
ヘッドライト・予備電池行動時間の長さに備えて必携
熊よけ鈴・虫よけスプレー・ヒル対策用品夏季は特に重点的に用意する
軽アイゼンやチェーンスパイク積雪・凍結期のみ
救急セット・常備薬・タオル・着替え下山後の温泉利用も想定しておく
現金・登山計画書の控え・保険証のコピーバス代や駐車場代、日帰り入浴代に備える

ヒルは湿った落ち葉や草の陰に潜んでおり、靴や足首から侵入してくることが多いとされます。市販のヒル除けスプレーを靴やスパッツにあらかじめ吹きかけておく、塩水を携行して付着した際にすぐ対処できるようにしておくといった対策が有効です。休憩のたびに足元を確認する習慣をつけておくと、被害を最小限に抑えやすくなります。これらはあくまで基本的な装備であり、季節や天候、自身の経験や体力に応じて過不足なく調整することが大切です。特に大室山・加入道山のように行動時間が長く、エスケープルートの少ない山域では、装備の充実が安全登山の土台になります。

大室山・加入道山は、丹沢主稜線の喧騒から離れ、深いブナ林と静けさを味わえる西丹沢を代表する山域です。標高1587メートルの大室山は神奈川県内でも屈指の高峰で、関東百名山・山梨百名山にも選ばれるその堂々とした山容、稜線に広がる原生的なブナ林、冬場に望む富士山の姿は丹沢の中でも独特の魅力を持っています。犬越路に伝わる武田信玄の伝説や、加入道山の静かな避難小屋、丹沢に生息するツキノワグマへの備え、下山後に立ち寄れる道志の湯や中川温泉ぶなの湯など、山歩き以外にも知っておきたい情報が豊富にあります。

一方で周回コースは8時間を超える長時間の行動と、崩落箇所やトラバースといった危険箇所を含むため、登山経験の少ない人がいきなり単独で挑戦するにはハードルが高いコースであることも事実です。挑戦する場合は、経験者との同行、コースの短縮、装備の充実、そして最新の登山道情報の確認を徹底し、無理のない計画を立てることが何より重要になります。丹沢の他の山で経験を積んでからステップアップとして訪れることで、大室山・加入道山が持つ静かなブナ林と展望の魅力を、より安全に味わうことができるはずです。

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